海溝って英語で何て言う?マリアナ海溝や千島海溝の言い方は?

「海溝」とは水深6,000メートルを超える、海底で深い溝のようになっている所のことです。海洋プレートが大陸プレートに沈み込むことで大きなくぼみができ形成されました。日本付近には「日本海溝、千島海溝、伊豆小笠原海溝」などのいくつかの海溝があります。

海溝を英語で言うと、”trench”または”ocean trench”です。多くの場合、”trench”の前に地名を付けて、「~海溝」という名前がついています。

  • 世界で最も深いマリアナ海溝(水深約10,900m)
    (The) Mariana Trench
  • 太平洋の東北地方沖合にある日本海溝(8,020m)
    (The) Japan Trench
  • 千島・カムチャッカ両列島の南東にある千島・カムチャッカ海溝(9,550m) 
    (The) Chishima-Kamchatka Trench 
    (The) Kuril-Kamchatka Trench   ※Kurilは英語・ロシア語名

なお、6,000メートルより浅いものを「トラフ」”trough”と言います。

地震の報道等で「プレート」(tectonic plate)や「トラフ」(trough)は聞いたことがあるという方も多いと思いますが、今回のテーマである「海溝」(trench)はあまり馴染みがないのではないでしょうか。地震が多い日本ですから、外国の方とこれらの事について話す機会があるかもしれません。この機会に覚えてしまいましょう!

ちなみに、”trench”には「海溝、溝、細長いくぼみ」以外にも「塹壕(ざんごう)」という意味もあり、トレンチコート”trench coat”はこれに由来しているそうです。

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