海外旅行に行けば、バスや電車等の公共交通手段を使うことはよくありますよね。しかし、国や地域が違えばシステムも大幅に異なるものです。日本に来る外国の方も、きっと大都市圏の地下鉄網には驚くとともに困惑することでしょう。
外国の方がよく戸惑うのが、新幹線の「特急券」と「乗車券」だと言われています。新幹線に乗るには特急券と乗車券の両方がいるわけですが、それを説明するにはどう言ったらいいのか悩んだことはありませんか?
電車やバスの乗車券は”ticket”で、発音は「チケット」ではなく「ティケッ(ト)」と言うイメージです。
在来線の乗車券は”ticket”でいいのですが、新幹線には特急券と乗車券の二つがあり、それを区別して説明しなければなりません。JR東日本やJR西日本では特急券を”super express train ticket”、乗車券を”basic fare ticket”と呼んでおり、JR九州は乗車券を”base fare ticket”と呼んでいます。
「新幹線に乗るには乗車券に加えて特急券が必要です」と言いたい場合は、”For traveling on the Shinkansen, you need to buy a super express train ticket in addition to a basic fare ticket.”となります。
ちなみに新幹線は英語で”bullet train”と言うのですが、日本に来る外国の方はほとんどが”Shinkansen”という名前を知っていますので、そのままShinkansenと言っても問題ないでしょう。