跡継ぎ(後継者)の英語表現!家業や会社を継ぐって何て言うの?

少子高齢化の昨今、跡継ぎ(後継者)問題は企業、家、さらには皇室にとっても重大な問題ですよね。日本の大企業でも、創業者一族ではない人が次期社長になることもあるほどです。今回は、英語でも跡継ぎ、後継者という表現があるのかを見ていきましょう。

 

跡継ぎ(後継者)を英語で言うと?

先ずは漢字の違いに注目しながら、日本語の意味を簡単に確認しましょう。「後継ぎ」は前任者の後を継ぐ人のことです。「後継者」は「後継ぎ」とほぼ同意で、地位、事業などの後を継ぐ人のことを指します。それに対して「跡継ぎ」とは家督を引き継ぐ人のことを言います。なので、

  • 流派・家元・王室など→跡継ぎ
  • 首相・社長・農家など→後継ぎ

となります。

英語の場合は、一般的に後継ぎ・後継者を”successor”、跡継ぎを”heir”と言います。次項で例文と共にもう少しご説明します。

 

successor

“successor”とは主に、会社や組織、仕事や地位を前任者から引き継ぐ「後継ぎ、後継者」のことを言います。

ご存じの方も多いと思いますが、”success”は「成功」という意味の名詞で、”succeed”とすると動詞の「成功する」となります。その動詞の中に、「あとを継ぐ、後任となる、相続する」という意味もあるのです。”success”に接尾辞の”-or”を付けることで、「後継者」となります。

例文を見てみましょう。

  • Bush was the successor to Clinton as President.
    (ブッシュがクリントンの後任の大統領であった。)
  • He is the successor to the CEO.
    (彼が後任のCEOです。)

 

heir

“heir”とは、主に王室を継ぐ人や財産を相続する人のことを言います。発音に注意が必要で、最初の”h”を発音せず、カタカナで表記すると「エアー」という感じになります。「空気」の”air”と同音です。女性形は”heiress”ですが、特に男女の区別をする場合を除いては”heir”を用います。

例文を見てみましょう。

  • She is the heir to her father’s fortune.
    (彼女は父親の財産の相続人である。)
  • He was the heir to the throne.
    (彼は王位継承者であった。)
  • Prince Charles is heir to the throne of England.
    (チャールズ皇太子は英国の王位継承者です。)

 

「~を継ぐ」を英語で言うと?

前項では名詞の「跡継ぎ・後継者」を見ましたが、ここでは「~を継ぐ」という動詞の英語表現をご紹介します。例えば、「家業を継ぐ」や「会社を継ぐ」と言った使い方です。「~を継ぐ」の動詞はsucceed、take over、take one’s place、inheritなど、いくつか言い方があるので、それぞれの例文をご紹介します。

【succeed】

  • He succeeded the family business at the age of 33.
    (彼は33歳の時に家業を継いだ。)
  • Bush succeeded Clinton as President.
    (大統領としてブッシュがクリントンのあとを継いだ。)

【take over】

  • I will take over my father’s company(business) next year.
    (私は来年、父の会社(ビジネス)を継ぎます。)
  • She will take over as prime minister next month.
    (彼女は来月、首相としてあとを継ぐ予定である。)
  • I will take over his job.
    (私は彼の仕事を引き継ぎます。)

【take one’s place】

  • He will take his father’s place as the CEO.
    (彼はCEOとして父の後任者となります。)

【inherit】

  • She inherited the property from her father.
    (彼女は父の財産を相続した。)

 

跡継ぎ(後継者)を英語で表現してみよう!

今回は様々な跡継ぎに関連した英語表現をご紹介しました。例文の中では、「会社を継ぐ」や「王位を継承する」といった大きな出来事を例として取り上げましたが、もっと身近な「仕事を前任者から引き継ぐ」や「クラスを引き継ぐ」といった身近な話題でも使うことができます。これならお仕事や日常生活でも使うことがあるのではないでしょうか?ご参考になれば幸いです。