
「靴選びにはこだわっている」や「当レストランでは食材にこだわっています」というように、細かいことを気にかけているという時に使う「こだわり」という言葉がありますね。それを英語で言いたい場合はどうしたらよいのでしょうか?この記事では、「こだわり」の英語を良い意味、悪い意味に分けてご紹介します!
「こだわり」を英語で言うと?
「こだわり」という言葉は、「些細なことを必要以上に気にする」というネガティブな使い方と、「細かな点にまで気を配る」という比較的ポジティブな使い方がありますよね。これを英語で言うとなると、ぴたっとくる1つの英語がなく、様々な表現で「こだわり」を表すことになります。それぞれの表現方法を解説しますので参考にしてください。
「こだわり」の英語(良い意味)
良い意味での「こだわり」という表現をいくつかご紹介します。
- be particular about 「好みがうるさい、凝っている」
“particular”は「特定の」という意味と併せて、「好みがうるさい、気難しい」という意味もあります。場合によってはネガティブな意味にもなりますが、次項でご紹介するpickyやchoosy, fussyよりもポジティブな意味で使うことができる一般的な言い方です。 - be committed to ~「~を約束する」
“commit”は「〈罪や過失〉を犯す、~することを約束する」という動詞です。それを使い「約束する=こだわる」という表現で使います。 - take ~ seriously「~を深刻に(真面目に)とらえている」
「深刻(真面目に)とらえている=こだわる」という表現で使うことができます。 - care a lot about / care greatly about 「気遣う、~に関心がある」
「気遣う、心配する、…に関心がある」という意味の”care”ですが、しばしば否定文・疑問文で用います。平叙文では”a lot, greatly”などの副詞を伴い使うことが多いです。ここから転じて、「こだわる」のニュアンスで使うことができます。
どれも日本語の「こだわり」を直訳する言葉ではありませんが、文にするとそれに近い意味になります。それぞれの例文を見てみましょう。
- She is particular about what she wears.(彼女は着る物に凝っている。)
- We are committed to quality.(我々は品質をお約束します。→我々は品質にこだわっています。)
- Don’t take her too seriously.(彼女のことを真に受けてはいけない。→彼女のことにこだわってはいけない。)
- She cares a lot about her personal appearance.(彼女は身なりにとても気を遣っている。→彼女は身なりにこだわっている。)
また、上記以外にも「材料(食材)にこだわっている」と言う場合は、
We have carefully selected each ingredient. / All of our ingredients are carefully selected.
(素材選びにこだわっています。)
と言うこともできます。
「こだわり」の英語(悪い意味)
悪い意味での「こだわり」という表現をいくつかご紹介します。どれも「えり好みする、気難しい」という意味の形容詞です。「食べ物の好き嫌いが多い」と言うときなど、少しネガティブな表現の時に使うことが多いです。
- picky 「えり好みする、好みのうるさい、気難しい」
- choosy (choosey) 「えり好みする、好みのうるさい、気難しい」
- fussy 「些細なことにうるさい、気難しい」
この3つはどれも同じような意味ですが、”picky、choosy”が口語表現です。
“pick”と”choose”はどちらも「選ぶ」という動詞なので、それが変化して「えり好みする」という意味になります。文章の中で使う例は次の通りです。
- He is a very picky eater.(彼は好き嫌いが多い。)
- She is very choosy about clothes.(彼女は洋服のこととなるとうるさい。)
- A lot of small children tend to be fussy eaters.(多くの小さい子どもは好き嫌いが多い傾向にある。)
「こだわりが強い」を英語で言うと?
前項で「こだわり」の表現をいくつかご紹介しましたが、それを強調して「こだわりが強い」と言いたい場合はどうしたらよいでしょうか。
1つ目の方法は、ここまでにご紹介した”be particular about”や”picky/choosy”に「とても/すごく」を意味する”very”や”so”を付けてるという言い方です。そうすることで、「すごくこだわる=こだわりが強い」と表現することができます。
また、”strong preference”と言ってもいいでしょう。”preference”は”prefer”「~を好む」という動詞の名詞形です。「強い好み=こだわりが強い」という言い方になります。
- He is very particular about what he wears.
(彼は着る物に強いこだわりがある。) - John has a strong preference for shoes.
(ジョンは靴に強いこだわりがある。) - I have no strong preference for that.
(私はそれに対して強いこだわりはない。)
「こだわり」の英語を正しく使い分けよう!
日本語の「こだわり」を表す英語1語はないのですが、様々な表現を使い表すことができます。それぞれポジティブな意味とネガティブな意味があるので、どちらも覚えておくと便利です。今回の「こだわり」のようにぴたっとくる語がなくても、知っている言葉を使い柔軟に表現できるようになっていきましょう!