英語での数字の数え方はもう知っていますよね。そう、one, two, threeと数えていきます。しかし、お金や物を数えるとき以外の番号の表現方法を知っていますか?例えばバスの番号や西暦などには、ある特別な言い方があるんです。もしかすると、西暦の言い方と聞いてピンときた人もいるかもしれませんね。
今回はあなたの英語をもっとネイティブらしくする番号の言い回しについてご紹介します。
「数えない」3~4桁の数字には別の言い方がある
まず大前提として、今回ご紹介する数の言い方は「数えない」数字に使うことができます。例えば金額や物の個数などは「数える」数字ですので、この言い方を使うことはできません。「数えない」数字とはバスの番号や住所、アパートの部屋番号、西暦など。何かのナンバーを表すときのみ使うことができます。
また、これは3~4桁の数字限定の言い方です。1桁2桁の数字は数える数字でも数えない数字でも同じ言い方をします。
この前提を踏まえて、3~4桁の数字をネイティブスピーカーっぽく表現する方法を身に付けましょう!
「数えない」3~4桁の数字を表す3つのルール
ルール1:前後半にわけて表す
まずは3桁の数字は初めの1桁と後半の2桁に分ける、4桁の数字は初めの2桁と後半の2桁に分けるというのが基本になります。2桁の数字を2回言うイメージです。
320 → three twenty 612 → six twelve 3765 → thirty-seven sixty-five 5711 → fifty-seven eleven
ルール2:後半に0が続くときはhundredやthousandを使う
4桁の数字で最後の2桁が00になる場合、または最後の3桁が000になる場合はルール1で表すことができませんよね。
最後2桁が00になる場合は、その部分を”hundred”に置き換えて読みます。
1100 → eleven hundred 7200 → seventy-two hundred
最後3桁が000になる場合は、通常の「数える」数字のように”thousand”を使います。
2000 → two thousand 5000 → five thousand
ルール3:10の位の0は”oh”または”zero”と読む
10の位に0がくる場合は、その部分を”oh”と発音することが多いです。また、その部分を”zero”と言っても間違いではありません。
506 → five oh six / five zero six 1802 → eighteen oh two / eighteen zero two 9001 → ninety oh one / ninety zero one
1桁ずつ区切って言うのもOK
電話口で3~4桁の番号を伝えるときなど、より確実に伝えたいときには1桁ずつ区切って言うこともあります。この場合にも0は”oh”または”zero”と言いましょう。
2135 → two one three five 9014 → nine oh one four / nine zero one four
また、電話番号やクレジットカード番号など5桁以上の長い番号も、同様に1桁ずつ数字を読み上げます。
番号の言い方を覚えてより自然な英語に!
この番号の言い方は英語のナチュラルさを大きく左右するものです。普通の数字のように読んでも伝わるでしょうが、口頭ではこのような言い方をするのが一般的。また、この数字の表し方で言われたときにも、知っていないと聞き取れないため、理解しておく必要があります。
数字の言い方に慣れてよりネイティブっぽい英語を使っていきましょう!