欧米の方にはあまり馴染みのない日本の「土下座」ですが、記者会見で土下座をして謝罪している映像を見たり、ドラマや映画で土下座をしているシーンを見たことがありますよね。
土下座を表す英単語はないのですが、それに近いのは”kneel down on the ground”や”get down on one’s knees”です。
①kneel down on the ground / kneel on the ground
これは「地にひざをつける、ひざまずく」という意味です。土下座をするときは地面ではなく床にひざをつけることが多いと思うので、”ground”ではなく”floor”でも構いません。しかしこれでは謝罪までは表すことができないので、後に「謝罪のために」をつけるとわかりやすくなります。
- He kneeled/knelt down on the floor and apologized for what he had done.
(彼は土下座をして、彼がしたことを謝罪した。) - He kneeled/knelt on the floor and begged for forgiveness.
(彼は土下座をして許しを乞うた。)
②get down on one’s knees
これも「ひざをつく」という意味です。映画やドラマで見る、プロポーズの時に片ひざをつくのが”get down on one knee”なので、”one”の部分を”my”や”his”、”her”などにして、”knee”を複数形の”knees”にすれば両ひざをついていることになります。しかし、先ほど同様にこれでは謝罪までは表せないので、上記のように「謝罪のために」を追加して下さい。
- He got down on his knees and apologized for what he had done.
(彼は土下座をして、彼がしたことを謝罪した。)
土下座は日本のアニメやドラマでは見ることがありますが、欧米にはない文化です。もし質問されたら、謝罪のためであるということを説明してあげましょう!