優れた話術や面白いネタでいつも私たちに笑いと幸せを届けてくれるお笑い。そんな面白くてステキな日本のお笑い文化を英語で説明できたらカッコいいと思いませんか?実は、いくつかの英単語を覚えるだけで、分かりやすく説明ができます。
そこで本記事では、お笑い文化の説明に欠かせないお笑い芸人と漫才師の英語表現から、コントやボケとツッコミの英語も解説します!
お笑い芸人は英語で何て言う?
お笑い芸人は英語で次のような言葉で呼ばれています。
- Comedian
- Comic
一般的には”Comedian”と呼ばれることが多いので、まずは”Comedian”の方を覚えましょう。お笑い芸人を複数人挙げる場合は、複数形にします。上記の単語にそのままsをつけて、”Comedians”または”Comics”となります。
”Comedian”の方は、日本でもよくカタカナで「コメディアン」と言われることがありますよね。しかし、英語では「コミーディアン」と発音するので注意しましょう。
ちなみに、どちらもお笑い芸人という意味の“Comedian”と”Comic”ですが、実はお笑いのスタイルの差に少し違いがあります。詳しくは次の「漫才師を英語で言うと?」で解説します。
漫才師を英語で言うと?
漫才は次のような言葉で呼ばれています。
- Comic dialogue
- Comedy duo
- Double act
- Stand-up comedy
- Two-man comic act
- Comic backchat
さまざまな言い方がありますが、”Comic dialogue”と訳されることが多いです。
漫才は多くの場合、2人でパフォーマンスを行いますよね。なので、”duo”や”double”などの英単語が入っています。この”duo”や”double”は「2人組」「コンビ」などの意味を持ち、色々な分野でも使える表現なので覚えておきましょう。
また、漫才師は次のような言葉で呼ばれています。
- Comedians
- Comedy duo
- Comic duo
- Stand-up comedians
お笑い芸人同様、”Comedians”は漫才師も表すことができます。それに対し、ピン芸人の場合は単数形の”Comedian”となりますね。
それでは、ここで日本の漫才文化を英語で説明してみましょう。
Manzai is traditional Japanese comedy culture, usually performed by comedy duo. (漫才は伝統的な日本のお笑い文化で、多くの場合、2人組の漫才師によって演じられます。)
ここでのポイントは”usually”です。漫才師の説明でも少し触れましたが、ピンで活動している漫才師もいます。なので、「多くの場合」「大体」の意味を持つ”usually”を入れておきましょう。
最後に豆知識として、”Comic dialogue”と”Stand-up comedy”の違いについて少し解説します。両方とも「漫才」という意味を持つ英単語ですが、お笑いのスタイルが微妙に違っています。その違いとは、人数の差です。
”Comic dialogue”は一般的に2人組のコンビでパフォーマンスが行われます。それに対して、”Stand-up comedy”は、日本でいう落語家のようなスタイルで、1人で話して観客を笑わせるのが特徴です。お笑い芸人の英語表現で“Comedian”と”Comic”が出てきましたが、”Stand-up comedy”のみをやっているお笑い芸人を”Comic”と呼びます。
コントを英語で言うと?
コントは次のような言葉で呼ばれています。
- Sketch comedy
- Sketch
- Skit
- Bit
- Short story
ただし、漫才はもちろんコントも日本の文化なので、より正確に伝えるのであればどのようなものかを説明しなければなりません。コントは10分ほどの笑いを題にする寸劇のことなので、次のように説明しましょう。
Conte is about a 10 minutes comedy show. (コントは、約10分のお笑い劇です。)
ボケとツッコミを英語で言うと?
ボケは次のような言葉で呼ばれています。
- Silly man
- Funny man
直訳すると、「おバカな人」「面白い人」となります。笑いを誘うため、ふざけたりジョークを言ったりする役割を持つため、このような表現になるのですね。
一方、ツッコミは次のような言葉で呼ばれています。
- Straight man
こちらは「まじめな人」という意味があります。”Straight”の意味にもあるように、「まっすぐに」物事を話して機転の利いた返しをするのでこのような表現になるのですね。
それでは、ボケとツッコミの英単語を使って説明してみましょう。
Funny man says silly jokes, and Straight man makes the wrong points correct. (ボケは、バカな冗談を言い、ツッコミはそのおかしな点を指摘します。)
日本のお笑い芸人文化をを英語で解説してみよう!
お笑い芸人文化にはさまざまな単語がありましたね。いくつか英単語があるものもありましたが、お笑い芸人は”Comedian”、漫才師は”Comic dialogue”のように、まずは1つずつ覚えてみてください。日本のお笑い芸人文化の魅力を英語で説明できるようになりましょう!