日本の野球はアメリカから伝わったため、野球用語はカタカナが多いですが、「盗塁」はカタカナではなく日本語のままですよね。
「盗塁」を英語で言うと、”steal”や”base stealing”です。”steal”は「盗む」という意味なので、野球用語になれば「塁を盗む=盗塁」ということになります。
日本のスポーツニュースでも、「スチール」や「ダブルスチール」とカタカナで言う時がありますよね。ただし、英語の発音をカタカナで書けば、「スティール」に近いので、日本語のまま「スチール」と発音しないように注意しましょう。
「盗塁する」と動詞にしても同じく”steal”です。過去形は”stole”、過去分詞形は”stolen”と不規則変化動詞のため注意が必要です。
例えば、「彼は2塁への盗塁に成功した」と言う場合は、”He stole second base.”です。
また、成功した盗塁は”stolen base”になります。”He advanced to third on a stolen base.”は「盗塁で3塁に進んだ」という意味になります。
以上のように、基本的には名詞も動詞も”steal”でよいのですが、発音と動詞の不規則変化に注意して下さいね!
ちなみにメジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手は、2021年シーズンに26盗塁を記録したので、”26 stolen bases in 2021”ということになります。