旅行の際に、出発駅と目的駅の途中で電車を降りる「途中下車」。日本では「ぶらり途中下車の旅」なんてテレビ番組もあり、「途中下車」という言葉は広く使われていますが、英語ではどう表現するのでしょうか?
名詞として「途中下車」というときは”stopover”と言い、「途中下車をする」と動詞で使う場合は”stop over”または”make a stopover”と言います。
例えば、英語で「この切符で途中下車はできますか?」と聞くときは、次のように表現します。
- Does this ticket allow me to make a stopover?
- Can I make a stopover with this ticket?
また、切符に「途中下車前途無効」と書いてある場合がありますが、英語では次のように書かれています。
- No stopovers are allowed on this ticket.
- No stopover permitted.
さて、ここまでは目的地までの途中で電車を降りてまた電車に乗る「途中下車」について解説しました。ここからは、本来降りる駅よりも手前の駅で降り、そこから徒歩などで家に帰ったり目的地に行ったりする場合の表現を説明しますね。
まず、電車に「乗る」は”get on”、電車を「降りる」は”get off”です。この「降りる」を使って、本来の駅より早く電車を降りたり、意図しない駅で電車を降りたりすることを伝える場合、次のようになります。
- I got off the train one stop before my stop.
(一駅手前で電車を降りた。) - I got off the train at the wrong stop.
(間違った駅で降りた。)
また”On the way to Tokyo, I stopped in Yokohama and had lunch in Chinatown.”(東京に行く途中で電車を降りて、中華街で昼食をとった。)というように”get off the train”と言わずとも”stop”だけでも話の流れ次第では「電車を降りる」というニュアンスになります。
電車を使って旅をされる際は、ぜひこの「途中下車」の英語表現を使ってみてくださいね。