授業や会議などで使う「出席率」や「欠席率」ですが、英語ではどう表現するのでしょうか?
この記事では、まず「出席」と「欠席」の言い方、そして「率」の言い方を解説し、最後にそれらを組み合わせて「出席率」「出席率」の表現をご紹介します。
名詞の「出席」は”attendance”、動詞の「出席する」は”attend”で、「通例義務的に学校、儀式、会合などに出席する」という意味で用います。”go to”と言っても同じ意味ですが、”attend”の方が堅い語です。
それに対し、名詞の「欠席」は”absence”です。形容詞形では”absent”と言い、”be absent from ~ ”の形で「~を欠席する」という意味になります。例えば、「彼は学校を欠席した」は”He was absent from school.”と言います。
「率」や「割合」の表し方は少しややこしいのですが、私たちにとっていちばんわかりやすいのはカタカナで「パーセント」として使う”percent”または”percentage”でしょう。これは日本語にすれば「百分率」という意味です。例えば「10パーセント」は、”ten percent” で、「10パーセントの生徒」は”Ten percent of the students”となります。
”percentage”は具体的な数字を付けない場合に使い、”the percentage of ~ ”で「~の率(パーセンテージ)」という言い方になります。
“percent” や “percentage”に似ているのが、”rate”です。日本語にすると「割合」や「率」ですが、詳しく言うと「ある期間における何らかの基準値を基にした場合の比率や割合」という意味になります。良く使われるのが、”birth rate”(出生率)、”unemployment rate”(失業率)、”approval rate”(支持率)などです。これは”percent”とよく一緒に使います。
- The country’s population is increasing at a rate of 5% per year.
(その国の人口は、毎年5%の割合で増加している。)
上記の「出席」と「欠席」、「率」を合わせて、「出席率」「欠席率」を表現すると次のようになります。
- 出席率 the percentage of attendance, attendance rate
- 欠席率 the percentage of absence, absence rate
例えば、”The percentage of your attendance is about 90 percent.”と言うと、「あなたの出席率は約90パーセントです」という意味です。
特に学生にとっては「出席率」「欠席率」は大事なものですよね!ぜひ今回の表現を覚えて、普段の生活の中で使ってみてくださいね。