単語を覚えるときに、対義語があればセットで覚えるのがおすすめです。今回は、「相対的」と「絶対的」の英語表現をご紹介しますので、ぜひ一緒に覚えておきましょう!
relative(相対的な)⇔ absolute(絶対的な)
“relative”は形容詞としての「相対的な、比較上の」という意味と、名詞としての「親族、身内」という意味があります。形容詞と名詞では意味が異なるので、次のように文脈や状況で判断しなくてはなりません。
- Happiness is relative.
(幸福とは相対的なものだ。) - She is one of my relatives.
(彼女は私の親戚です。)
「相対的」や「絶対的」という言葉は、人や物を評価するときに用います。例えば学校であれば生徒の成績、会社であれば人事考課の際に「相対評価」や「絶対評価」と使いますよね。
- The teachers in my school don’t use absolute evaluation, but relative evaluation to grade students.
(私たちの学校の先生は、生徒に成績をつけるのに絶対評価ではなく相対評価を用いる。)
「相対」という言葉を聞くと、アインシュタインの相対性理論を思い浮かべる人もいると思います。相対性理論は英語で、”Einstein’s theory of relativity”です。”relativity”は”relative”の名詞形になります。
このように、対義語や派生語があればセットで覚えていきましょう!