英語学習にもパーティーにも!おすすめのクラシックゲーム5選

英語の学習は楽しくもありますが、ときに辛かったりつまらないと感じたりすることもあります。そこで、英語学習ではゲームを取り入れてリフレッシュしながらも、英語に触れて楽しいと感じる体験をすることがとても重要です。特に子供の英語学習や、初級者の英語学習において、ゲームなどのアクティビティは自然に英語に触れられる絶好の機会とも言えます。

ここでは、実際に英語圏の国でも遊ばれている英語を使用したクラシックゲームを紹介しますので、ぜひ家族や友達と遊んでみてください!

目次

英語学習にもなるおすすめクラシックゲーム

1. Is this you?

レベル初中級~中級
人数10人以上が望ましい
用意するもの紙、ペン

10~20人など大人数で楽しめるゲームです。ルールも簡単かつ会話を重視したゲームなので、スピーキング練習目的でも高い効果が望めます。
 
ゲームの概要
紙に書いてあるヒントをもとに、その紙を書いた人を見つけ出すゲームです。

ゲームの準備
①紙を全員に配布します。

②参加者は、自分に関することを3つ紙に書きましょう。好きなことや職業、家族に関することなど何でも構いません。

(記入例)
 “I have three brothers.”
 私は兄弟が3人います。

 “I have lived in NY when I was a child.”
 子供の頃ニューヨークに住んでいました。

 “I am a photographer.”
 私は写真家です。

③書き終えたら、紙の中身が見えないようにぐちゃぐちゃと丸め、代表者がすべての紙を回収して袋やバスケットなどに入れておきます。

④代表者が紙をよくシャッフルし、全員に配布してください。それぞれ紙を確認し、自分の書いた紙でないことを確認します。全員が自分の書いた紙以外の紙を持っていれば準備OKです。

ゲームの進行
①参加者は全員自由に動き回り、他の参加者に声をかけ、紙に書いてある内容に当てはまるかどうかを確認する質問を行います。できれば、挨拶から始めるようにすると尚良いです。

②紙に書いてある内容に当てはまらなければ、お礼を言って次のターゲットを探します。

(会話例)
A: “Hi!”
  こんにちは!

B: “Hi! What’s up?”
  こんにちは!どうしたの?

A: “Do you have any brothers?”
  あなたは兄弟がいますか?

B: “No, I only have a sister.”
  いいえ、姉が一人だけです。

A: “I see. Thanks!”
  そっか、ありがとう!

③紙に書いてある内容に全て当てはまれば、紙を見せてその人かどうかを確認します。その人であればターゲット発見成功で、ゲームクリアとなります。クリアした人は着席しましょう。

(会話例)
A: “Hi!”
  こんにちは!

B: “Hi! What’s up?”
  こんにちは!どうしたの?

A: “Do you have any brothers?”
  あなたは兄弟がいますか?

B: “Yes, I do.”
  ええ、いますよ。

A: “How many brothers do you have?
  何人兄弟がいますか?

B: “I have three brothers.”
  三人です。

A: “Have you ever lived in NY?”
  ニューヨークに住んでいたことはありますか?

B: “Yes, I have.”
  ありますよ。

A: “Are you a photographer?
  あなたは写真家ですか?

B: “Yes, I am”
  はい、そうです。

④参加者全員がターゲットを発見できれば成功です。

2. Going on a picnic

レベル初級~中級
人数2人以上
用意するものなし

Going on a picnicは、何も用意する必要がない上に、2人からプレイできるのでどこでも遊べる手軽なゲームです。それに加えて、初級レベルの人のグループでも中級レベルの人のグループでも楽しめます。

ゲームの概要
代表者の人が決めた英単語に関するルールを推測するゲームです。

ゲームの準備
①参加者の中から一人代表者を選びます。

②代表者の人は、「どんなものをピクニックに持っていけるか」という自分のルールを決めてください。

(例)
 ・黄色のもの:banana/lemon/dandelions など
 ・スペルが5文字の単語のもの:apple/lunch/water/lemon など
 ・母音で始まる単語のもの:apple/orange/egg など

初級者の場合は色や大きさなど見た目上のルールが簡単でおすすめです。大人や初中級者以上なら文字数や音節数、スペルの特徴など英単語上のルールを決めると良いでしょう。

ゲームの進行
①代表者以外のプレーヤーは順番にピクニックに持っていくアイテムを予想して、”Can I bring ○○ on a picnic?”と質問していきます。

(例)
"Can I bring an apple on a picnic?”
ピクニックにリンゴを持っていけますか?

"Can I bring a dog on a picnic?"
ピクニックに犬を連れていけますか?

②代表者は自分で決めたルールに当てはまっていればYes、当てはまっていなければNoで答えます。

(例)
代表者が「5文字のスペルの単語のもの」のみピクニックに持っていけると決めていた場合

“Yes, you can bring an apple on a picnic.”
はい、ピクニックにリンゴを持っていっても良いですよ。

"No, you cannot bring a dog on a picnic."
いいえ、ピクニックに犬を連れていってはいけません。

③プレーヤーは順番に同様の質問を繰り返し、代表者が決めたルールが何かを推測します。答えが分かったら代表者に耳うちをして自分が推測したルールを伝えましょう。正解であればその人は上がりとなります。

3. Who am I?

レベル初中級~上級
人数2人以上
用意するもの紙、ペン

スマホアプリなどにもなっている定番ゲームです。英会話の学習目的としてではなく、通常のパーティーゲームとしてもよくプレイされる人気のゲームで大盛り上がり間違いありません。

ゲームの概要
他のプレーヤーへの質問から自分は何者かを推測するゲームです。

ゲームの準備
紙に著名な人物やキャラクター、動物などの名前を一つ書きます。最低限人数分の紙あればプレイできますが、たくさん用意しておくといいでしょう。

(記入例)
Mickey Mouse / Bird / Celine Dion など

ゲームの進行
①最初にプレイするプレーヤーを決めます。

②裏返しに伏せてある紙の中から一枚選び、プレーヤーはその紙を額のあたりに掲げます。プレーヤーは紙に書いてある内容を見ないように注意しましょう。プレーヤーは自分のあたりに掲げた紙の内容が見えませんが、プレーヤー以外の人には紙に書いてある内容が見えている状態です。

③プレーヤーは他の人に、自分が何者かを推測するための質問をします。

(例)
“Am I an animal?”
私は動物ですか?

“Can I fly?”
私は飛べますか?

“Am I good at singing?”
私は歌うのが上手ですか?

④他の参加者はYesかNoで質問に回答します。

⑤プレーヤーが質問を繰り返し、自分が何者か分かれば”Am I ○○?”と言って答えを確認しましょう。合っていればゲームクリアとなり、プレーヤーを交代します。

4. Guessing a word

レベル初中級~上級
人数4人以上
用意するもの紙、ペン、袋や箱など紙を入れておくもの

チームに分かれて勝負をするおすすめのゲームです。4人以上いればプレイできますが、10人以上の大人数でも遊べるので、パーティーなどでも盛り上がります。

ゲームの概要
代表者がある単語について説明し、チームメンバーがその単語を推測できればクリアというゲームです。

ゲームの準備
①紙を小さく切り、一つの紙に一つの英単語(名詞)を書いていきます。レベルによって書く単語を変えることで、中級者以上でも楽しめます。

②内容が見えないように紙を折り、一つの袋や箱に入れておきます。

③参加者を2つのチームに分けます。

ゲームの進行
①チームごとにプレイします。プレイするチームから一人前に出て、自分のチームメンバーに向き合います。

②前に出たプレーヤーは紙を一枚選び、書いてある単語を確認します。

③前に出たプレーヤーは紙に書いてあるものについて30秒間(1分でも可)説明します。このときに、その単語を直接言ってはいけません。

(例)
選んだ紙に“Elephant“と書いてある場合

“It is an animal.”
これは動物です。

“It has a long nose.”
長い鼻を持っています。

④チームメンバーは、その説明から単語を推測し、思いつく単語をどんどん言っていきます。30秒(もしくは1分)の制限時間内に、正しい答えが出せればそのチームは得点を得ることができます。

⑤各チーム交代で同様にプレイします。2ターン目、3ターン目は出題者(前に出るプレーヤー)もどんどん交代していきましょう。

⑥5問や10問など、決められた問題数をこなし、正解数の多いチームの勝利です。

5. Fruits Basket

レベル初中級
人数10人以上が望ましい
用意するもの参加者数-1の数の椅子

日本でもおなじみのフルーツバスケットは、英語圏でもよく遊ばれるゲームです。ルールを知っている分、英語に少し不安がある人も一緒になって楽しめるので、少しレベルがバラバラなグループでも試してみてください。

ゲームの準備
参加人数よりも一つ少ない数の椅子を用意し、内側に向けた輪になるように椅子を円形に並べます。

ゲームの進行
①スタートプレーヤーを決め、それ以外の人は椅子に座ります。スタートプレーヤーは、全員の中央(円の真ん中)に立ちます。

②立っているプレーヤーは、人の好きなものや特徴など、何人かの人が当てはまるであろうことを言います。

(例)

“People who like sushi.”
お寿司が好きな人

“People who are wearing pants today.”
今日ズボンを履いている人

③座っているプレーヤーはそれを聞き、自分に当てはまっていれば立ち上がらなければなりません。立ち上がったプレーヤーと、真ん中に立っているプレーヤーは、空いている席へ座ります。直前まで座っていた席に座ってはいけません。

④立ったプレーヤー(座れなかったプレーヤー)が、英語で人の特徴を言い、それに当てはまる人は移動するということを繰り返します。最終的な勝ち負けはないので、15分など時間を区切って行うのがおすすめです。

ゲームを取り入れて英語の学習を楽しもう!

英語圏の国で実際に遊ばれているクラシックなゲームは、日本人が英語を学ぶのにもおすすめです。机に向かってばかりではどうしても辛くなっています英語学習も、ときどきゲームを取り入れることで楽しさを感じられること間違いありません。調整すれば、初級レベルから上級レベルの人まで遊べるものが多いので、既にある程度英語が話せる人もぜひやってみてください。簡単なゲームを取り入れて、英語の勉強を楽しみましょう!

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